Windows上でHTMLレポートに変換する方法について調べてみると、javascript - Viewing LCOV file in Windows - Stack Overflowにそのものズバリの質問が。回答を見てみると、Cygwinにgenhtmlをインストールする方法と、Java実装のjgenhtmlを使う方法があるらしい。
というわけで、今度はjgenhtmlを使ってみる。About JGenHtmlに書いてあるとおり、こちらを使うとパスの区切り文字("\"か"/"か) を気にしなくて良いし、JsTestDriverが動く (Javaがインストールされている) なら、jgenhtmlも動かせる。なお、動かしてみたjgenhtmlのバージョンは、1.5.0。
インストールも使い方も簡単。インストールは、jgenhtml-1.5.jar をダウンロードして、任意のフォルダに置けばよい。ここでは、「JsTestDriverでUnit Test + Code Coverage」のディレクトリ構成配下、test-lib/genhtmlに追加配置する。その時の使い方は、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。
java -Dfile.encoding=UTF-8 -jar test-lib\jgenhtml\jgenhtml-1.5.jar -q -o test-output\coverage test-out\jsTestDriver.conf-coverage.dat
-Dfile.encoding
の値は、JavaScriptファイルのエンコーディングに一致させること。そうしないと、HTMLレポートの日本語が文字化けする。jgenhtmlは、JVMのデフォルト・エンコーディングでJavaScriptファイルを読み込み、エンコードに関するオプションを持たないので、JVM側で指定している。エンコードにMS932以外を指定すると、今度はコマンドプロンプト上で文字化けするので、jgenhtmlのオプション-q(uiet)
で、表示を止めている。これで
-o(utput)
に指定したディレクトリにHTMLレポートが生成されるので、ブラウザで確認すれば良い。ただし、HTML5とCSS3を活用しているので、IEはサポート外とのこと。The reports produced by jgenhtml use cutting edge HTML5 and CSS3 features.手元のIE9でざっと確認した範囲だと、IE8モードだとソースコードのハイライトを確認できるページがレイアウト崩れしている。
If you are not using an extremely modern browser stuff probably won't work. If you use Internet Explorer my guess is you have no chance in anything before IE10.
BrowserSupport - jgenhtml - lcov genhtml tool ported to Java - Google Project Hosting
0 件のコメント:
コメントを投稿